土地の相続手続き
遺産相続をする際に、現金資産などは分割しやすいため、相続が容易です。しかし、建物と土地が一体化している不動産を相続する場合はどのようにすべきでしょうか。
■ 相続登記について
土地を相続するには、相続登記というものが必要になってきます。相続登記とは、土地の所有者が亡くなった場合に、その土地の所有権を新たに受け継ぐ相続人に登記名義を変更することを言います。
相続登記に期限はありませんが、放置しておくと相続トラブルにも発展しますので、土地の相続がある場合は速やかに相続登記をすることをおすすめいたします。
■ 相続登記の手続き
相続登記をする上で、誰がその土地の所有者となるかが明らかでなければなりません。したがって、遺言書があり、そこに土地の相続人が定められている場合はその者が土地の所有者となります。しかし、このような遺言書がない場合には、土地を巡って相続人同士でトラブルとなってしまいますので、相続人同士で遺産分割協議をすることになります。また、遺言書によって相続人の指定がなければ法定相続人が相続登記の対象となるため、例えば内縁の妻が土地の相続登記をするといったことはできません。
遺産分割によって土地の所有者が決まれば、相続登記を進めることが可能です。
● 相続登記の必要書類と費用
相続登記は法務局に申請しなければなりません。申請に必要な書類は以下の通りです。
⑴ 土地の相続登記の申請書
⑵ 相続人全員の戸籍謄本、住民票抄本、住民票謄本、印鑑証明書
⑶ 被相続人の戸籍謄本(出生から死亡まで)
⑷ 被相続人の住民票の除票
⑸ 不動産の固定資産税評価証明書
⑹ 不動産の全部事項証明書
相続登記をするには、不動産の登録に登録免許税として固定資産税評価額×0.4%がかかります。他には、法律の専門家に依頼した場合にはその手数料、必要書類の取得にかかる費用が発生してきます。
相続登記をするために、専門性を有する事柄も発生してきますので、ご不安な点があれば法律の専門家にご相談ください。
当事務所では、「相続財産調査」や「相続登記」などの「相続」に関するご相談を承っております。なにか「相続」に関して、ご不明な点やお困りのことがございましたら当事務所までご相談ください。ご相談者さまのニーズに合わせた最適なご提案をいたします。
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弁護士紹介
スムーズな相続問題の解決をサポートいたします。
相続問題を注力分野とし、少しでも皆様のお役に立つことを目標に、日々の業務に取り組んでいます。
相続についての疑問、お悩み、なんでも結構です。ぜひ一度ご相談ください。
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- 弁護士
- 大村 隆平(おおむら りゅうへい)
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- 所属
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- 東京弁護士会
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- 経歴
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1981年(昭和56年)12月 横浜生まれ
聖光学院高等学校卒業(過去5回ほど「先生の高校、毎年甲子園に出てますよね?」と言われたことがあるのですが、そちらは福島県にある全く同じ名前の別の学校でして、私の母校は横浜の聖光学院になります)
上智大学、一橋大学法科大学院卒業
ロウタス法律事務所に2011年(平成23年)12月から2019年(平成31)年4月まで所属
2019年(令和元年)5月に雨宮眞也法律事務所に移籍
「ケース別相続紛争事案処理の実務」新日本法規出版 共著
前事務所において、所属弁護士全員で分担して作成した本ですが、現在も最も参考にしている本です。
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事務所概要
私が所属しております雨宮眞也法律事務所は、日本橋兜町の東京証券取引所の目の前にございます。
1948年設⽴の歴史と伝統のある法律事務所です。
事務所が入っているビル(日証館)は、最近何かと話題の渋沢栄一の私邸跡に建てられた築80年以上の建物で、非常に重厚感がある格式高い建物です。私も初めて来たときには、「なんて綺麗なビルだ」と感激しました。それだけ素敵なビルですので、映画やドラマのロケにも使われています。
また、日証館は、日本橋の三越と高島屋の中間くらいの場所にありますので、お買い物やお食事にも便利な場所です。箱根駅伝のコースも目の前ですし、少し足を延ばせば銀座や丸の内にもアクセスできます。
事務所名 | 雨宮眞也法律事務所 |
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所属 | 東京弁護士会 |
弁護士 | 大村 隆平(おおむら りゅうへい) |
所在地 | 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-10 日証館305号 |
電話番号 | 03-3666-1838 |
対応時間 | 平日 9:00~18:00(事前予約で時間外対応可能) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日対応可能) |
提携事務所 |
税理士法人チェスター 司法書士法人チェスター |