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相続財産調査を自分で行うのが難しいのはどんなケース?

相続財産調査を行うことは、相続手続きを進めるために不可欠です。

しかし、調査は簡単な作業ではありません。

実際に、相続財産調査を自分で行うのは非常に難しいケースが多くあります。

この記事では、相続財産調査を自分で行うのが難しいのはどんなケースかについて解説します。

相続財産調査について

相続財産調査とは、被相続人の財産の内訳をすべて調べ、把握する作業のことを指します。

 

ここで明らかになった財産が相続の対象となるため、相続財産調査は相続手続きを進めるためには不可欠なものです。

また、万が一相続財産調査が不十分で後から相続財産が出てきたような場合には、せっかく行った遺産分割がやり直しになってしまう可能性が高いです。

加えて、調査の結果負債が多いことが判明した場合には相続放棄を視野に入れることになりますし、相続税の算出においても相続財産調査は大変重要となります。

以上のようなことかも、相続財産調査は非常に重要であるため、脱漏のないように行わなければなりません。

 

具体的な方法としては、被相続人の遺したものから遺産の手がかりを探し、一つ一つ特定して、価格の決定を行っていくことになります。

相続財産調査を自分で行うのが難しいのはどんなケース?

相続財産調査を自分で行うのが難しいケースとして、まずは財産の全容が把握できていないケースが挙げられます。

相続財産は、すべての財産を特定して調査する必要があります。

しかし、被相続人から生前に財産の内訳を教えてもらっていなかったり、多くの財産がさまざまな形で散らばっていたりするなど、相続財産の所在が不明な状態である場合があり、こうした場合自分での調査は難しくなります。

 

次に、評価に専門的な知識を必要とする相続財産が含まれているケースが挙げられます。

たとえば、不動産の評価や株式の評価などは、一般の人には難しい傾向にあります。

また、評価の方法はいくつかあり、場合によって使い分ける必要があります。

このような財産を正確に評価することができない場合には、自力で相続財産調査を行うことは難しくなります。

 

他にも、忙しくて相続財産を行う時間がないというケースなど、相続人の都合によっては自分で相続財産を行うのが難しいことが考えられます。

このような場合、弁護士など専門家に相談することを検討してみることをおすすめします。

相続に関することは雨宮眞也法律事務所にご相談ください

以上のとおり、相続財産調査は、相続手続きを行うために非常に重要ですが、自分で行うのは簡単ではない場合があります。

自力での相続財産調査が難しそうと感じる場合や、多忙で調査をしている時間がないような場合には、専門家である弁護士への相談をおすすめします。

弁護士に相談することで、スムーズかつ正確に調査が進み、円滑な相続の実現につながります。

 

雨宮眞也法律事務所では、さまざまな相続問題のご相談を承っております。

遺留分とは何か」、「遺留分を算定して欲しい」など、あらゆる問題について丁寧にサポートいたします。

初回相談無料・事前予約可能・出張も可能ですので、相続問題でお困りの際はお気軽に当事務所までご相談ください。

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大村弁護士の写真
  • 弁護士
    大村 隆平(おおむら りゅうへい)
  • 所属
    • 東京弁護士会
  • 経歴

    1981年(昭和56年)12月 横浜生まれ

    聖光学院高等学校卒業(過去5回ほど「先生の高校、毎年甲子園に出てますよね?」と言われたことがあるのですが、そちらは福島県にある全く同じ名前の別の学校でして、私の母校は横浜の聖光学院になります)

    上智大学、一橋大学法科大学院卒業

    ロウタス法律事務所に2011年(平成23年)12月から2019年(平成31)年4月まで所属

    2019年(令和元年)5月に雨宮眞也法律事務所に移籍


    「ケース別相続紛争事案処理の実務」新日本法規出版 共著

    前事務所において、所属弁護士全員で分担して作成した本ですが、現在も最も参考にしている本です。

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事務所概要

私が所属しております雨宮眞也法律事務所は、日本橋兜町の東京証券取引所の目の前にございます。

1948年設⽴の歴史と伝統のある法律事務所です。

事務所が入っているビル(日証館)は、最近何かと話題の渋沢栄一の私邸跡に建てられた築80年以上の建物で、非常に重厚感がある格式高い建物です。私も初めて来たときには、「なんて綺麗なビルだ」と感激しました。それだけ素敵なビルですので、映画やドラマのロケにも使われています。

また、日証館は、日本橋の三越と高島屋の中間くらいの場所にありますので、お買い物やお食事にも便利な場所です。箱根駅伝のコースも目の前ですし、少し足を延ばせば銀座や丸の内にもアクセスできます。

事務所名 雨宮眞也法律事務所
所属 東京弁護士会
弁護士 大村 隆平(おおむら りゅうへい)
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